「漢字」カテゴリーアーカイブ

書蒼28年4月号 漢字半紙

漢字半紙も初段から法帖の臨書になります。

課題は、北宋時代(960~1127年)後期の書家、米芾(べいふつ)の『蜀素帖(しょくそじょう)』から出されています。

201604『蜀素帖』法帖

『蜀素帖』

201604『書蒼』漢字半紙

左:お手本  右:形臨(競書提出済)

今回が二回目の臨書です。今回も前回同様で、「むずかしすぎる!」というのが正直な感想です(^_^;

臨書をしていて、プールでの練習を思い出しました。

水泳は今年2月に中級に進むことができたのですが、初級では1時間で300mほど泳ぐところを、中級は3倍以上の1000mを泳がなければなりません。

初級から上がった当初はついていくだけで精一杯、フォームのことなど考えている余裕もありません。1時間が終わるとヘトヘトに疲れ切ってしまい、更衣室で座り込んでしまったこともありました。

でもその苦しさの中で、だんだん水泳に対する自分の態度が変わってきたのでした。

いま思えば、初級のときは力まかせに泳いでいただけでした。あれでは1000mを週に何度も泳ぐのは無理なのです。無駄に力むことをやめ、力を抜けるところは抜く、効率のよい泳ぎ方を真剣に模索するようになりました。

初級300mを中級では一気に1000mにする。追い込んで、効率のよい泳ぎ方を自発的に探すよう仕向ける。そのへんがコーチの狙いなんでしょうね、きっと。

『蜀素帖』を臨書していると、そのことがつい脳裏をよぎります(^^)

この難しい線を再現するためには筆をどう使えばよいのか。自発的にいろいろ考え、試行錯誤していかなければならないところに追い込まれています。書道の方も300mから1000mになったということなんでしょうね。正直けっこう大変ですが、がんばります(^_^;

※ちなみに上級は1時間で1800~1900m泳ぎます…(; ̄ゝ ̄)


■■■ 草書学習記録 4/10(土)■■■

27日目の48字テスト。

20160410草書学習1

 致  言  盛  成  窒  到

 源  原  減  感  咸  誠

 埼  崎  奇  河  何  可

 典  曲  研  形  刑  開

 敏  梅  海  毎  苺  母

 古  尾  毛  届  展  厘

 出  尻  尼  尿  水  居

 扇  羽  戻  方  局  屈

「雇・肩・扉・非・戻・大」を学習。通算168字。

20160410草書学習2


それではまた(^^)/

書蒼28年3月号 漢字半紙

サクラサク♪

きのう3月21日(月)、お昼前に靖國神社の桜の開花が発表されました。

201603211靖國神社でサクラサク

靖國の桜ライブカメラで境内の桜の様子が観られます。ときどき観てます(^_^)

◇◇◇

漢字半紙も初段からは法帖の臨書に入ります。

昨年3月、日本書蒼院で勉強を始めた頃からしばらくは、王羲之の『蘭亭序(らんていじょ)』が課題になっていました。

ですから初段になったら行書は『蘭亭序』で勉強だな、と思っていたのですが、昨年夏頃から課題が『蜀素帖(しょくそじょう)』という法帖にかわりました。

201603『書蒼』漢字半紙「殷。不羞不」提出分

左:お手本  右:形臨(競書提出済)

『蜀素帖』とは

『蜀素帖』――名前すらまったく知らなかったので(^_^;ちょっと調べてみました。

北宋時代(960~1127年)後期の書家、米芾(べいふつ)によって書かれた行草書の巻子本(かんすぼん)だそうです。巻子本――書物の最も古い形態で、文字を書いた紙を横につないでいき、巻物にしたもの。

「蜀」(四川省)の「素」(しろぎぬ)に書かれたもので、これが書名の由来になっているとのことです。台湾の故宮博物院所蔵

◇◇◇

最初に学ぶべき行書の古典として、ふつう挙げられるのは『蘭亭序』だと思いますが、『蘭亭序』でなくこの『蜀素帖』を学ばせるのは何故なのでしょうか。

谷蒼涯先生に伺ってみると、この法帖は行書のテクニックの宝庫であり、むずかしいけれども、勉強していくとレベルの高い技術が身につく――ということでした。

実際、臨書を始めてみると「異様に」と言いたくなるほどむずかしいのです。これ、よほど腕のある人でないと、お手本を見るだけではすんなり書けないんじゃないかと思います。教室で先生の運筆を真横で拝見しましたが、筆の動きが複雑で目で追いきれません。

半紙に6字ほどの大きさに印刷されている拡大法帖も買ってみました。

201603『蜀素帖』法帖

『蜀素帖』(精選拡大法帖20)

布に書かれた墨跡はちょっと見にくさもあって、谷先生に揮毫していただいたお手本を臨書する方が、むずかしいながらも、やはりやりやすいと感じます。

でもこの法帖は買ってよかったと思います。これ、眺めていると引き込まれていくような不思議な魅力があるんですよね。

思わず溜息がもれるのは、たとえば――、

201603『蜀素帖』さんずい

「さんずい」のこのバラエティ感!   (ノ´▽`)ノ  オナジ「サンズイ」ガナーイ!

『蜀素帖』――すごくむずかしいけれど、観ているとちょっと心奪われる、味わい深い法帖であります。

きちんと学んでいけば行書のさまざまな技術、それも高い技術が身につくという『蜀素帖』、こつこつ稽古していきたいと思います。


■■■ 草書学習記録 3/21(月) ■■■

八日目です。

草書の勉強はほとんど、寝る前にやるようになっています。先日はうっかりしてやらずに寝てしまうところでしたが、かろうじてセーフ(^_^;

夜も更けてくると草書の稽古のことが頭に浮かんでくるようになってきました(笑)。

20160321草書学習1

昨日までの30字を2回テスト。

20160321草書学習2

 肢  支  胴  同  股  脂

 者  郎  良  郁  有  部

 肖  期  其  邪  牙  都

 口  賑  貝  娠  女  辰

 張  弓  長  辱  寸  唇

20160321草書学習3そのあと6字「巾・帳・套・屯・糸・純」を学習。

稽古時間18分。通算48字。


それではまた(^^)/

書蒼28年2月号 漢字半紙

行書課題の四回目です。

201602『書蒼』漢字半紙「小草生月」提出分と背臨

左:お手本  中:形臨(競書提出済) 右:背臨

(画像クリックで大きく表示されます。)

小草生月

いい年をして、恥ずかしながら初めて知った言葉でした(^_^; 何と読むのかわからず、調べてみたらおぐさおいづき」とありました。陰暦二月、如月(きさらぎ)の異称だそうです。

如月は今の暦ではだいたい三月初旬から四月初旬にあたるようです。まだ寒いけれども後半は徐々に春めいてくる――というわけで「小さな草花が芽を出してくる月」という意味のこの異称ができたのでしょう。

◇◇◇

楷書の自習です。

201602『書蒼』漢字半紙「小草生月」楷書形背

左:お手本  中:形臨 右:背臨

形背とも「小」がうまくないですね。簡単そうで、書いてみると意外にむずかしく、なかなかバランスよく書けません。

背臨の「月」、二画目のタテ線を反らせすぎに見えます。紙が乾いてよれて余計にそう見えるんですが、わざとらしくてちょっと不自然な線になってますね。

それではまた(^^)/

書蒼28年1月号 漢字半紙

4級から漢字半紙の課題が行書になりました。その三回目です。

書蒼201601漢字半紙「笑門来福」提出分と背臨

左:お手本  中:形臨(競書提出済) 右:翌朝の背臨

(画像クリックで大きく表示されます。)

◇◇◇

羊毛筆で形臨の自習もしてみました。

書蒼201601自習「笑門来福」羊毛筆で形臨

左:お手本  右:羊毛筆での形臨

「門」が少し違いました。やや末広がりに構えるところを、反らせて終わりにしてしまいました。

◇◇◇

楷書の自習です。

書蒼201601自習「笑門来福」楷書・形背

左:お手本  中:形臨 右:翌朝の背臨

これも「門」が微妙に違いますね。もんがまえ、しっかり復習したいと思います。

それではまた(^^)/

書蒼27年12月号 漢字半紙

4級から漢字半紙の課題が行書になりました。その二回目です。

書蒼201512漢字半紙「三寒四温」提出分

左:お手本  右:形臨(競書提出済)

楷書も自習を続けます。

書蒼201512漢字半紙「三寒四温」楷書自習

左:お手本  右:形臨

◇◇◇

三寒四温(さんかんしおん)

冬場、寒い日が三日ほど続くと、そのあと四日間ほど暖かい日が続く。こうして七日周期で寒暖が繰り返される気候現象。

実は私、以前に日本語の教員として韓国に三年ほど滞在していたことがあるのですが、この言葉、韓国でもこの時期によく使われていたことを思い出し、なつかしく感じました(^_^)

ちなみに「三寒四温」を韓国式に音読みすると「삼한사온」(sam-han-sa-on)。「サマンサーオン」のように聞こえます。

それではまた(^^)/