書蒼27年11月号 漢字半紙

4級から行書課題になります。

書蒼201511漢字半紙「天高気清」提出分左:お手本   右:臨書(競書提出済)

課題として提出はできませんが、楷書の稽古も続けていきます。お願いすれば引き続き楷書のお手本も揮毫いただけるのが谷先生の教室のありがたいところです(^_^)

書蒼201511漢字半紙「天高気清」楷書1左:お手本   右:臨書(自習)

行書のあとで楷書を書いてみると、より体力を使う感じがします。楷書はパワーが要る!格闘技にたとえてみるなら、一点一画をビシッ!と決めていく楷書は空手でしょうか。で、行書は流れるような動きの太極拳?(笑)

201511空手と太極拳空手と太極拳

中高年が初めて書道を習う場合、行書から入るとよい――という考え方もあるようですね。肉体的に衰えてきた中高年には、空手より太極拳の方が入門しやすい、ということでしょうか。理解できるような気もします。

でも、書道をやる以上、やはり楷書をしっかり勉強したいなと思います。

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今度は絵画にたとえてみます(^_^)

ピカソの絵を初めてみたとき、正直言って上手いとは思えませんでした。なんでこんな子どものイタズラ描きみたいな絵を描く人が巨匠扱いされているんだろう?と不思議でなりませんでした。

201511ピカソ泣く女ピカソ『泣く女』

この絵など、得も言われぬ凄みのようなものは確かに感じるのですが、じゃあ絵として上手いのかといえば、どうもピンときません。

しかし、そのピカソがわずか14歳でこんな写実的でしっかりした絵を描いていた――なんてことを知ると、

201511ピカソ初聖体拝領ピカソ『初聖体拝領』

やっぱりすごい人なんだなー、と初めてわかる素人のかなしさ(笑)

ピカソはこういう写実的な絵もけっこう残しているんですね。目に見えるものを見えるように写し取ろうとするこういう絵は画家が勝手にデフォルメできないので、上手に描けているか否かが素人にもわかりやすいと思います。

抽象画のように「これは芸術。絵画を観る目がないと良さがわからんのだよ、えへん」なんて言って素人を煙に巻くことはやりにくい(笑)

写実的な絵を、誰がみても美しく、端正にきっちり描けるということは、それだけしっかり技術が身についていると言えるのではないでしょうか。

それを書道でいえば、やはり一点一画を明瞭に書く楷書ということになるんじゃないかな、と。

書のながい歴史の末に生まれた最も完成度の高い書体、楷書。それだけむずかしくもありますが、むずかしいからこそ学び甲斐もあります。そ

んなわけで、課題からはずれても、楷書の勉強はずっと続けていきたいと思っています。

きょうの無駄話はこのへんで。それではまた~(^^)/