自習 かな大字「なにぬね」

かな大字「なにぬね」の形・背臨です。

201511なにぬね

左:お手本  中:形臨   右:背臨

背臨の「に」、三画目が太く大きくなりすぎ、「こ」みたいになってしまいました。次回注意。

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「寝る直前に勉強した内容は記憶によく残る」という脳科学の理論を書道の勉強に応用してみよう――というわけで、夜、床に就く直前に形臨をし、翌朝いちばんにその背臨をする、という稽古を続けているのですが……、

実はこのごろ、ときどきですが夢の中でも臨書していたりします(^^;

◇◇◇

夢というのは、脳が記憶を整理整頓している状態だという説があります。

起きている間は新しい記憶が脳に入力され続けています。新しい記憶が次から次へと、整理されないまま脳という記憶の押し入れにどんどん詰め込まれていきます。

起きている間はそれをじっくり整理するヒマがありません。そこで、寝ている間に記憶の整理をするのだと。

いろいろな記憶を押し入れから引っ張り出してきて整理整頓をする。ごちゃごちゃに詰め込まれた記憶をランダムに引っ張り出してきては眺めている状態、それが夢であると。だから夢は支離滅裂な内容になる――などと説明されます。

201511夢夢は記憶の整理

ということは、夢の中で形臨する、つまり夢の中でお手本をみているということは、お手本のイメージがかなりの程度、脳に定着してきたということになる?(•̀ᴗ•́)و ̑̑ ヨッシャ~

でも、それだけでお手本そっくりに書ければいいんですが、そうは問屋が卸さないんですよねー(^_^;

脳に定着した(しつつある)そのイメージを紙の上に正確に再現できないのは何故か?

それはやはり、腕がついてきてないからでしょう(笑)

前に書いたことがあると思います。脳がしっかりイメージを記憶したからといって、記憶したイメージを紙の上に再現する技術が自動的に身につくわけではありませんよね。

目(脳)習いがどうしても先行し、腕(技術)はあとから追いついてくる。どこまで行っても自分の字には不満が残る――これは、目が上達を続けていているから、とも言えるんでしょうね。

逆に、自分の字に不満がなくなるときがもし来たら、じゅうぶん上達したというより、目の上達がストップしてしまった(自分の字の未達な部分に気づかなくなってしまった)危険な状態かもしれません。

「ああ、うまく書けない、なかなか上達しない……」と思って稽古を続ける。そのことの中に、書道の心髄があるのかもしれませんね(^_^)

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かな書道の「なにぬね」も形・背臨しました。

201511なにぬね古筆左:お手本  中:形臨  右:背臨

背臨の方、ちょっと墨が薄すぎたかもしれません。

かな書道は、形ばかり追っていると線が死んでしまう、といって、形を無視してリズムだけで書くとお手本とかけ離れた形になってしまう――というジレンマがありますね。

このごろは、実際に書く前に、目でお手本の線を追って頭の中で何度か書くようにしています。そうすると、リズム重視で書きつつも形もそこそこ追える……ような気がします。

気がするだけかも(^^;

それではまた~(^^)/