硬筆書写検定1級 準1級との違いは?

硬筆検定準1級の合格証書が届いたのですが……、

201608硬筆検定合格証書

2級(写真左)まではA4の大きさでしたが、準1級(写真右)はかなり大きく、B4より一回り大きいサイズになっています。3級、2級と証書を収めてきたアルバムには入らず、ちと困惑しております(^_^;

ま、準1級は経過点にすぎませんから、巻いてしまっておくことにします。1級に合格できた暁には額に入れたいと思いますけれども(^^)

それと、1級合格者には希望によりこういう「指導者証」が交付されるようです。ちょっとかっこいいですよね。これ、欲しいわぁ(^^)――(詳しくはこちらへ。)

201608指導者証

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さて、仕事の方は少し長めの夏休みに入ったのですが、それでたっぷり時間ができた……というほどのことも今年はありません。5月に脚を骨折して入院していた老母が手術・リハビリを終えて一時帰宅、自宅での動きをみて大事なく過ごせるようならそろそろ退院ということになりまして、雑用も多く稽古もなかなかはかどりません(^_^;

硬筆検定、次回は1級受験になります。合格の基準はさらに厳しくなりますが、問題の内容は準1級とほとんど同じです。

ちょっとだけ変わるところをみておきますと――、

201608硬筆書写検定1級第七問

第七問、旧字体・書写体の問題ですが、準1級では「旧字体・書写体をみて、それを楷書で書く」、つまり読めればよいという問題だったのが、1級では「活字をみて、それを旧字体・書写体で書く」という問題に変わります。

これは実は、前々回の試験までは準1級も同じ「書かせる問題」だったのですが、今年から準1級の方は「読む問題」になりました。いくらか楽になったわけですが、私は実はあまりこの恩恵を受けておりません。

というのは、もともと旧字体も書写体もそこそこ読み書きできていたものですから。この問題は、私にとっては草書を書かせる問題ほどには難しくはありませんでした。

旧字旧かなにも親しんできた世代なので

これは別に必死に勉強した成果ではなくて、世代的な強みにすぎません(^_^;

私くらいの世代(昭和33年生)だと、若い頃には旧字体で書かれた小説などがまだ新刊書店にも並んでいたんですね。古本だと当然さらに多く、中学高校の頃には、明治期の作家の小説などは主に旧字旧かな表記の古本で読んでいたのです。

旧字にも旧仮名遣いにも、読書を通じて自然に慣れていきました。検定のため改めて勉強もしてきましたが、新たに覚えなければならない若い人たちに比べれば、大した苦労なくすんでいると思います。

また書写体も、生活の中で、どこかで目にしてきた覚えのあるものが結構あるんですね。だから、やはり苦労は少なかったのです。

大人になるまでワープロなどこの世に存在せず、手書きの字に囲まれて成長した、そんな世代なのです。旧字も書写体も当たり前に使いこなす戦前世代の大人たちの手書きの字をたっぷり見て育ちました。ですからこのへんは若い人に比べるとだいぶ有利だと思います。ごめんなさいね(^_^;

検定1級まで受けるつもりだが、旧字も書写体も勉強はこれから――という方のために、学習プリントのようなものを作成中ですので、今しばらくお待ちください。

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ほかに変わるのは、草書の読みの問題が、準1級では『書譜』や『真草千字文』などの古典の一部を直接読ませる問題なのが、1級では硬筆の手書き文字を読ませる問題になる、くらいです。

これは、毛筆経験の浅い私には準1級の方が難関だったかもしれません。今回の試験でも4字中2字しか正解できず、かなりの減点を食らっております。でも、毛筆の墨跡が硬筆の手書きになったからといって草書のむずかしさは変わりませんね、やっぱり。ちょっとだけ楽かも、という気がするだけで(^^)

というわけで、ほぼこれまでどおりの勉強が続くのですが、実技問題はもっともっと厳しく審査されることになるでしょう。気を引き締めて書く稽古を続けないといけませんね(^_^;

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きょうの自運

20160808ペン自運「夏の思い出」

硬筆書写検定の解答用紙(コピー)に書いています。

『夏の思い出』 作詞:江間章子 作曲:中田喜直

(2)

夏がくれば思い出す

はるかな尾瀬 野の旅よ

花のなかにそよそよと

ゆれゆれる浮き島よ

水芭蕉の花が匂っている

夢みて匂っている水のほとり

まなこつぶればなつかしい

はるかな尾瀬 遠い空

201608尾瀬の風景

それではまた(^^)/