『書蒼』学生部の硬筆課題を自習しています。
すべて2Bの鉛筆で書きました。
幼年
左:お手本 中:形臨 右:背臨
小1
左:お手本 中:形臨 右:背臨
背臨の「う」、お手本とちょっと違いますね。
小2
左:お手本 中:形臨 右:背臨
形背とも「紙」がちょっと……。
小3
左:お手本 中:形臨 右:背臨
背臨の「文」が☓です。二画目のヨコ線を短くして、交差する三~四画目をもっとひろげないと字が安定しませんね。「使」の最期の右払いももっと右へ張り出さないと安定感が出ません。払いって大事ですね。まだまだだなあ(^_^;
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きょうの自運
硬筆書写検定の解答用紙(コピー)に書いています。
『夏は来ぬ』(作詞:佐佐木信綱 作曲:小山作之助)
(2)
さみだれの そそぐ山田に
早乙女が 裳裾(もすそ)ぬらして
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ
(3)
橘の薫るのきばの
窓近く 蛍飛びかい
おこたり諌むる 夏は来ぬ
(4)
楝(おうち)ちる 川べの宿の
門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して
夕月すずしき 夏は来ぬ
(5)
五月(さつき)やみ 蛍飛びかい
水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ
「夏は来(き)ぬ」
「来(く)」の連用形「来(き)」に完了の助動詞「ぬ」。夏の訪れがいま完了(実現)したということです。「夏よ、ようこそ♪」という気持ちで歌ってください(^^)
日本語の文語体ってほんとに美しいですね。
それではまた(^^)/