ペンで散らし書き 6 151 いまさらに

硬筆書写検定1級・準1級の自由問題対策として、ペンで和歌の散らし書きの稽古をしています。

前回の試験の不合格通知で「全体構成」に難ありと指摘され(^_^; 構成を変更して再出発しております。

◇◇◇

さて、これまでは『高野切第三種』法帖の行書きを手本に、構成だけ散らし書きに変えて書くという稽古をしてきましたが、今後は実際の試験のように「活字をみて自運する」稽古をしていきます。

目を閉じて『古今和歌集』の本を適当に開き、適当に指さします。そこにある歌が出題されたという想定で稽古をしていきます。

201605古今和歌集(岩波文庫)

『古今和歌集』(岩波文庫)

5月21日(土)、稽古したものをいくつか谷先生の池袋教室に持参して添削を受けました。

201605ペンで散らし書き稽古前回同様、たっぷり朱が(^_^; いつものように丁寧かつ具体的に、個々の字形や行間の取り方、また線質について等々、ご指導いただきました。

以下、ご指摘いただいたところに注意して書き直したものです。

◇◇◇

201605古筆ペン散らし書き151いまさらに

岩波文庫の活字表記

いまさらに山にかへるな 郭公() こゑのかぎりは我がやどに鳴け

散らし書き

いまさらにかへる とゝ支春 こゑの可支りはわやど

)「ほととぎす」を「郭公」(←かっこう)と書くのは誤用だと思うのですが、平安時代には広くこの表記が行われていたようです。

◇◇◇

201605古筆ペン散らし書き237をみなへし

岩波文庫の活字表記

をみなへしうしろめたくも見ゆるかな あれたるやどにひとり立てれば

散らし書き

をみうしろめ毛美ゆるな あれたるやとにとり連盤

◇◇◇

201605古筆ペン散らし書き716うつせみの

岩波文庫の活字表記

うつせみの世の人言のしげければ 忘れぬもののかれぬべらなり

散らし書き

せみひとことしけれは わす能可れぬへらな

◇◇◇

今のところ、このくらいで精一杯です(汗)。あと一ヶ月でそれほど上達するとも思えませんが、さて、次回はどんな採点になるでしょうか。まったく予想がつきません。不安だわぁ(^_^;

それではまた(^^)/