[硬筆書写検定]14 草書を読む

硬筆書写検定1級・準1級で草書を書かせる実技問題(第二問)が出ることはすでに述べましたが、理論問題の方では草書を読ませる問題が出題されます。

第八問のAがそれで、準1級と1級とで内容が少し違っています。

まず準1級を見てみます。

201605硬筆書写検定準1級第八問

(Bの古筆を読ませる問題については既にお伝えし、「古筆をまなぶ」や「古筆をよむ」で勉強を続けています。)

準1級ではこのように毛筆の古典作品の草書を読ませます。一方、1級では――、201605硬筆書写検定1級第八問このように硬筆で書かれた草書を読ませます。

実技問題対策として硬筆で草書を書く稽古を続けていけば、それが同時に1級の第八問対策になりますが、準1級の方はそれだけでは十分でなく、毛筆で書かれた草書を見慣れておく必要があろうと思います。

過去問を見ますと、王羲之『十七帖』、孫過庭『書譜』、智永『真草千字文』という、草書手本として必ず名前の出てくる三作品のどれかから出典されています。

試験では文として読むことは求められませんので、漢字の粒読みだけはある程度できるようにしたい、ところですね。

というわけで、こんな勉強を始めてみました。

201605毛筆の草書を読む

左に草書の法帖をおき、行書で書き写しています。楷書でもいいのですが、欲張って行書の稽古も兼ねようと(^_^;

しかし、王羲之『十七帖』の漢字をすべて粒読みできるようにするだけでも、それなりに期間がかかりそうです。これもふだんの草書学習と同様、検定のためというよりも素養を深めるためと思ってじっくり取り組んでいくしかなさそうですが――、

古筆の勉強もそんな気持ちで始めたのでしたね。でも、最近では初見のものでもけっこう読めるようになってきています。こつこつ勉強していけば意外に早く力がついてくる可能性も……あるはず。そう期待したいところです(^_^;

それではまた(^^)/