書蒼28年4月号 かな半紙

かな半紙の課題は初段から四段まで『高野切第三種』の臨書になります。

4月号は古今和歌集979を学びました。この歌は3月号課題の978「きみかおもひ」への「かへし」(返歌)として詠まれています。のちほど「古筆をまなぶ」でも勉強する予定です。

201604高野切第三種979きみをのみ形臨

左:『高野切第三種』法帖  右:形臨(競書提出済)

上の写真は実はちょっと加工してあります。実際は下の写真のように、谷先生に朱を入れていただくために行間をあけて書いています。

201604高野切第三種979きみをのみ形臨(行間加工前)

臨書の様子を撮ってみました(^^)

201604臨書風景(かな)

フラッシュを使っていないので薄暗い感じですが、もちろん明るい部屋で書いています。

初めしばらくは、課題を1.2倍に拡大コピーしたものを臨書するようにしています。

前に法帖を立て、細部観察用の1.5倍コピーを課題の歌に並ぶようにクリップでとめています。そして1.2倍コピーを左に置いて臨書しているところです(先生にみていただく分ではないので行間をあけていません)。

臨書のはじめはほとんど一文字ごとにお手本と半紙の間を目が行き来します。形がだんだん頭に入ってくると一度に見る字数が増えていき、目の行き来も減ってきます。

連綿単位くらいでイメージがつかめてきたら、1.2倍の臨書をきりあげて等倍の臨書に移るようにしています。

細部観察用の1.5倍ですが、眺めて筆の緩急や筆圧の強弱などを想像して楽しんでいることもあります。「ここ、かなりのスピードで回転させてるよな」とか、「穂先をぐっと押し込んでるなあ」とか、千年の時を超えて平安の能筆の筆遣いをいろいろと想像してみるのは、ほんとに楽しいことです(^^)

『高野切第三種』は全体に、さらさらとけっこうな速さで書かれているように感じるんですが、どうでしょうか。

速くリズミカルに書かれた線を写すのにゆっくり書いていては、お手本の線に近づくにも限界がありそうですよね。まだまだ形を追うのに精一杯なところがありますが、リズムや速度感にも気をつけて稽古していきたいと思っています。


■■■ 草書学習記録 4/7(水)■■■

24日目の48字テスト。

20160407草書学習1

 浄  争  府  付  朗  稿

 預  務  茅  矛  事  静

 姪  室  握  屋  至  柔

 致  言  盛  成  窒  到

 源  原  減  感  咸  誠

 埼  崎  奇  河  何  可

 典  曲  研  形  刑  開

 敏  梅  海  毎  苺  母

「古・尾・毛・届・展・厘」を学習。通算150字。

20160407草書学習2


それではまた(^^)/