[硬筆書写検定]6 速書き練習

硬筆書写検定について、3級の内容を中心にお伝えしています。

私の速書き練習帳をご紹介します。

201509速書き練習帳

第一問(速書き)の解答蘭の行の高さは12mmで、もう一つの横書き問題である第四問より少し狭くなっています。

写真はツバメノート「立太罫」を横にして使っています。ほとんど同じ行幅です。長さも同じ(13.8cm)になるようにタテ線を書き込みます。

1行で12mmの幅を持つノートはほかに見つかりませんでしたが、前にご紹介した横書き練習帳のように2行を1行に見立てるやり方なら、各社から出ている「中横罫6mm」のノートが使えます。

『硬筆書写検定3級合格のポイント』に載っている練習問題のページをコピーして使ってもいいですね。

◇◇◇

以下、私の練習法です。

ノートと筆写の題材、ボールペン、タイマーを用意します。

・タイマーは4分にセットしてカウントダウンするのでなく、ゼロスタート(理由は後述)。

・タイマーをスタートさせ、書き始める。

・ときどきタイマーを見て経過時間を確認しながら書き進める。

・書き終わったら誤字・脱字をチェックし、問題ないようならタイマーを止める。

こんな流れになります。

練習帳を拡大してみます。

201509横書き練習帳拡大これは3級合格後、2級の受験に向けて練習をしていたときのものです。実際の試験より少し多くして150字くらい書いています。3級は115字ですから、少し多めの125字前後で練習するとよいかと思います。

  誤字を訂正。この例では書いてすぐ誤りに気づいています。あとで気づいた場合は余白に、余白に余裕がなければ欄外の近いところに訂正の字を書くことになるでしょう。

  いくつかの字について、三体字典で行書や草書の形を調べて書き込んでいます。使えれば自己流で崩すよりも印象がよくなるはずです。但し草書は、楷行書とあまり形が違っていて一般の人に読めそうもないものは使えませんね。

  使ったボールペンを記録していました。「P」はパイロット、いま私はペン習字ではあまりボールペンは使っていないのですが、使う場合はいつもこの製品です。

   パイロット デスクボールペン BDN-50

いちばん上の写真、ノートの上に置いてあるのがこれです。油性7mm。各社のいろいろな製品を使ってみて、最終的にこのボールペンが残りました。書き味がよく、長さ・バランスがデスクペンと変わらないところもペン習字用として気に入っています。芯は人気のドクターグリップと同じ(BRFN-10F)なので、書き味は知っている方も多いと思います。

ボールペンは油性・水性・ゲル、好みで選んでかまいません。

  所要時間。誤字脱字チェックまで終えて3分48秒かかっています。

※実は誤字がもう一つあったのに気がついていません。さてどれでしょう(^^;

以下、思い付くまま留意事項など書いていきます。

最初は、書いたら誰かに見てもらう

書いた自分は感じなくとも、他人には読みにくいということが意外にあります。

筆写の題材について

上の例では題材を高校の地理教科書から採っています。

201509速書き題材(地理教科書)

世界史の教科書同様、カタカナや英字、アラビア数字の混ざった文章がそこそこ見つかります。

プリンターがあればWEB版の新聞の横書き社説もよい題材になりますが、英字や数字は含まれない場合もあります。その場合は自分で文章を一部改変して、英字・数字を混ぜ込んでしまうのも手だと思います。

タイマー機能つきの腕時計を用意する

試験にはタイマー機能のある腕時計をして臨んでいました。ときおり腕時計をちらりと見て経過時間を確認しながら書きました。

そこそこきれいに、他人にも読めるように書くには、4分間をできるだけ無駄なく使うことが必要です。タイマーで経過時間をチェックしながら書くことをおすすめします。安いものでは千円台から製品があるようです。

カウントダウンでなく、ゼロスタートさせていた理由

私の腕時計はカウントダウンで計測すると、ゼロになったところでピピッと鳴ってしまいます(鳴らない時計もあるんでしょうか?)。

小さな音ですが、静かな試験場ではけっこう響いて迷惑ですよね。それでゼロスタートさせ、終わってから手で止めるようにしました。練習もその形で続けました。

目標時間の設定

書き終えたあと誤字脱字をチェックする時間が欲しいので、3分30~40秒で書き終えることを目標に練習しました。

※ 実際の試験では誤字脱字はありませんでした。と思います(^^)

練習を続けて速書きに慣れてくると、後半で余裕が出てくることも多くなりました。2級を受けたときは3分経過の時点で9割ほど書けていたので、残りはそれまでよりもゆっくり丁寧に書きました。審査の先生の印象を少しでもよくしたいと考えて。

目論見が当たって点数に反映したかどうかは不明です(^^;

最初の問題でうまくいくか、しくじるかは大きいですよね。練習をしっかりやれば、余裕をもって第一問にあたれるようになります。がんばってくださいね!

それではまた(^^)/