書蒼27年9月号 かな半紙

「とちりぬるを」とその変体仮名「登遅里怒流越」です。

書蒼201509かな半紙

料紙に書いて提出しました。かなの基礎練習が続いています。

縦に長いこの「を」は、ペン字でも行書作品の中で見たことがあります。あれは勝手に造った形でなく、やはり古筆に由来した形だったんですね。毛筆をやらないとペン字のことも本当にはわかってこないんじゃないか、なんて前に書きましたが、これもそういうことですよね。

特にむずかしかったのが、最後の「越」です。他の字は手首を机や半紙にふれて書く提腕法で書けたのですが、この字は動きが大きくてそれだと一気に書ききれず、最初は線が途切れて失敗しました。この字だけ左手に右手首をのせて書く枕腕法でやったら何とか書けるようになりました。

提腕法でも、手を紙の上ですべらせるように書ければできると思うんですが、どうも手をどっかりのせてしまいがちで、なかなかうまくいきません。手の脂のせいもある?こんど湯上がりに稽古してみようかな(笑)

ひじを完全に上げる懸腕法でもやってみましたが、小筆だとまるで安定せず、まともに書けません。時代劇など見ると、立ったまま小筆の上の方を持って巻物にすらすらと字を書く場面を見ますよね。ああいうふうに、小筆でも懸腕法で書けたらかっこいいと思うんですが、ぜんぜん無理です(^^;

谷先生はそれですらすら小さい字を書かれていたことがあるんですよねえ(驚)

ではまた(^^)/