自習 書蒼28年3月号 中1ペン習字

『書蒼』中1ペン習字課題で横書きの自習をしています。

前回と同じく、三菱ユニボールシグノ0.5mmを使いました。

201603『書蒼』中1ペン形臨自運

上:お手本  中:形臨  下:自運

(画像クリックで大きく表示されます)

今回は自運(自分の字で自由に書く)にも挑戦してみました。形臨しているうちに課題文を覚えたのでやってみたのですが、形臨の直後に書いているので、背臨的自運といいましょうか(^_^;

形臨も背臨的自運もそれなりの枚数を書いたのですが、いちばんマシなものでも写真くらいの出来でしかありません。

上手く書けないから習っているわけなので、下手なことは別に恥ずかしくはないのですが――ホントかあ?(^_^;――、個々の字のまずさ以上に自運の方で特に気になるのは、字が上下にがたついているところです。

◇◇◇

個人的には、これがヨコ書きのいちばんのむずかしいところだと思っています。

本来タテ書き用の文字である漢字やひらがなを西洋式にヨコに書くためには、いろいろと工夫が必要になるわけですが……、

(タテ書きとヨコ書きとでは字形そのものも変わることがある、と以前に述べましたが、ここではそのことは置き……。)

タテ書きでは字の中心、正中線という考え方が有効です。

201603中西原タテ正中線

『楷・行・草-漢字筆順字典』(岡田崇花先生・編)より

漢字を真ん中でタテに貫く線=正中線はどこか?と問われれば、誰でもこのように寸分たがわぬ位置に線を引くでしょう。

(習字では、「原」など「たれ」~「厂・尸・疒」などの総称~のある字では、下に入る字は正中線よりやや右側に配置するよう指導されます。「たれ」で左が重くなるため、そうしてバランスを取るわけですね。)

じゃあこれらの字をヨコの中心線はどこになるんでしょうか。

201603中西原ヨコ中心線

誰でも赤い線から青い線の間あたりには引くでしょうが、いくらか個人差があるでしょうし、同じ人でも書くたびに位置取りが微妙に変わるかもしれません。

そりゃそうですよね。漢字はタテ書きのための字で、人々は何千年も「タテに書くときの中心」は意識してきましたが、ヨコに書くときにどこが中心になるか、なんて誰も考えてはこなかったのですから。

◇◇◇

――であるはずなのに、ペン習字を始めてほどない頃に、ヨコ書きの稽古でも「字の中心をそろえなさい」なんて言われ、すごく違和感を覚えた記憶があります。

(ヨコの中心線て何?そんなものあるのか?)

心でこうつぶやきました(^_^;

ペン字の達人は本当に、ヨコ書きでも「文字の中心」なんて意識できているのか?

ま、達人からはほど遠いところにいるので、これはわかりません(^_^;

が、個人的にはこう思います。意識すべきは文字の中心じゃなく――、

201603中西原ヨコ上下余白統一

上下の余白なんじゃないかと。

字の上下の余白をできるだけ均一にしようという意識で書く。「それぞれの字を行の中央に書こうとする」と言ってもいいでしょう。

ヨコ書きで「文字の中心」というのは私にはえらく理解しにくい考え方で、このように余白で考える方がはるかにわかりやすく感じます。

◇◇◇

――などと、ヨコ書きについてだらだら書いてきましたが、この余白の考え方にしても、言うは易く行うは難し、であることに変わりはありません。

上下の余白を均等にすることは、そう意識していたって、なかなか思いどおりにできることではありません。お手本のように書けるようになるには、どうしたって相当な稽古が必要です(^_^;

ま、それでもそういうイメージをもって稽古していくことは大事ではないでしょうか。ヨコ書きでは「字の中心」でなく「上下の余白」を考える。それによって文字の流れを安定させる――と考えた方が幾分なりともわかりやすいはず、と思っております。

ヨコ書きってやっぱりむずかしいですね。長々と失礼しました(^_^;


■■■ 草書学習記録 3/27(日) ■■■

13日目。48字テスト。「鳥」 まだ書き慣れておらず、ゆっくり書かないと形が崩れます(^_^;

20160327草書学習1

 口  賑  貝  娠  女  辰

 張  弓  長  辱  寸  唇

 純  糸  屯  套  帳  巾

 才  熊  罷  能  鈍  金

 閉  冴  芽  財  材  木

 路  各  足  鳴  嶋  鳥

 日  寺  鶴  鳩  九  鷺

 等  持  侍  詩  言  時

そのあと6字「尊・守・特・専・博・縛」を学習。

20160327草書学習2

稽古時間17分。通算84字。

稽古のあと問題作成5ページ240字。所用時間1時間25分。

20160327草書学習3


それではまた(^^)/