書蒼28年3月号 漢字半紙

サクラサク♪

きのう3月21日(月)、お昼前に靖國神社の桜の開花が発表されました。

201603211靖國神社でサクラサク

靖國の桜ライブカメラで境内の桜の様子が観られます。ときどき観てます(^_^)

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漢字半紙も初段からは法帖の臨書に入ります。

昨年3月、日本書蒼院で勉強を始めた頃からしばらくは、王羲之の『蘭亭序(らんていじょ)』が課題になっていました。

ですから初段になったら行書は『蘭亭序』で勉強だな、と思っていたのですが、昨年夏頃から課題が『蜀素帖(しょくそじょう)』という法帖にかわりました。

201603『書蒼』漢字半紙「殷。不羞不」提出分

左:お手本  右:形臨(競書提出済)

『蜀素帖』とは

『蜀素帖』――名前すらまったく知らなかったので(^_^;ちょっと調べてみました。

北宋時代(960~1127年)後期の書家、米芾(べいふつ)によって書かれた行草書の巻子本(かんすぼん)だそうです。巻子本――書物の最も古い形態で、文字を書いた紙を横につないでいき、巻物にしたもの。

「蜀」(四川省)の「素」(しろぎぬ)に書かれたもので、これが書名の由来になっているとのことです。台湾の故宮博物院所蔵

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最初に学ぶべき行書の古典として、ふつう挙げられるのは『蘭亭序』だと思いますが、『蘭亭序』でなくこの『蜀素帖』を学ばせるのは何故なのでしょうか。

谷蒼涯先生に伺ってみると、この法帖は行書のテクニックの宝庫であり、むずかしいけれども、勉強していくとレベルの高い技術が身につく――ということでした。

実際、臨書を始めてみると「異様に」と言いたくなるほどむずかしいのです。これ、よほど腕のある人でないと、お手本を見るだけではすんなり書けないんじゃないかと思います。教室で先生の運筆を真横で拝見しましたが、筆の動きが複雑で目で追いきれません。

半紙に6字ほどの大きさに印刷されている拡大法帖も買ってみました。

201603『蜀素帖』法帖

『蜀素帖』(精選拡大法帖20)

布に書かれた墨跡はちょっと見にくさもあって、谷先生に揮毫していただいたお手本を臨書する方が、むずかしいながらも、やはりやりやすいと感じます。

でもこの法帖は買ってよかったと思います。これ、眺めていると引き込まれていくような不思議な魅力があるんですよね。

思わず溜息がもれるのは、たとえば――、

201603『蜀素帖』さんずい

「さんずい」のこのバラエティ感!   (ノ´▽`)ノ  オナジ「サンズイ」ガナーイ!

『蜀素帖』――すごくむずかしいけれど、観ているとちょっと心奪われる、味わい深い法帖であります。

きちんと学んでいけば行書のさまざまな技術、それも高い技術が身につくという『蜀素帖』、こつこつ稽古していきたいと思います。


■■■ 草書学習記録 3/21(月) ■■■

八日目です。

草書の勉強はほとんど、寝る前にやるようになっています。先日はうっかりしてやらずに寝てしまうところでしたが、かろうじてセーフ(^_^;

夜も更けてくると草書の稽古のことが頭に浮かんでくるようになってきました(笑)。

20160321草書学習1

昨日までの30字を2回テスト。

20160321草書学習2

 肢  支  胴  同  股  脂

 者  郎  良  郁  有  部

 肖  期  其  邪  牙  都

 口  賑  貝  娠  女  辰

 張  弓  長  辱  寸  唇

20160321草書学習3そのあと6字「巾・帳・套・屯・糸・純」を学習。

稽古時間18分。通算48字。


それではまた(^^)/