「呉竹 万年毛筆 本毛」を試す

いろいろな筆ペンを使ってきました。製品により書き心地がかなり変わります。自分に合うもの合わないものがやはりあります。私の場合は「セーラー・本造りふでペン」がいちばん書きやすく感じます。次が「ぺんてる筆ペン中字」です。

201508いろいろな筆ペンいろいろな筆ペン。左から二番目「呉竹 卓上8号」、四番目「ぺんてる中字」、右から二番目「セーラー本造り」。

ただ、『書蒼』のお手本が呉竹で書かれているので、最近は課題をできるだけ「呉竹 卓上8号」で書くようにしています。しかし、なかなかうまく書けるようになりません。

筆ペンの書きやすさというのは、つまるところハネやハライがどれだけ思い通りに書けるかだと思うのですが、セーラーやぺんてるのようにはなかなか書けずにいます。

8号の穂先は私にはやや弾力が強く感じられます。これをうまく処理できていないのが原因ではないかと考えています。要するに技術が足りないんですが(T_T)

先日、教室で谷先生にそんなお話をしていたところ、呉竹の本毛はなかなかいいと伺いました。

本毛の筆ペンというのは未体験、これは試してみなければと、さっそく購入。

201508呉竹万年毛筆本毛「くれ竹万年毛筆 本毛 べっこう調」

価格は3200円とちょっと。インキカートリッジを挿してさっそく試し書き。

最初は本体に透明インキが入っているので、字が透明です。写真は5分ほど書いたあとの字です。まだちょっと薄いですね。書いているとだんだん濃くなってきます。

使ってきた筆ペンのどれとも、書き心地がかなり違います。小筆としてごくごく自然な弾力で、穂先の開き方、まとまり方もなめらか。ハネもハライもとても書きやすいです。さすが本毛ですね。

ただ、今は新品で穂先が鋭くきれいにまとまっているので良いのですが、この状態がどのくらい続くかですね。本毛なので、そのうちには毛先がすれて、ばらけてくるでしょう。耐久性は未知数です。

替穂先は千五百円ほどします。一ヶ月くらいは使えている稽古用の小筆の三倍の価格です。三ヶ月くらいもってくれれば嬉しいんですが。

※この個体だけの問題なのかもしれませんが、フローに問題(インクがあふれて線がつぶれる)があり、しばらく使ってみましたが、結局お蔵入りとなりました。(28年8月16日追記)

201508呉竹万年毛筆本毛アップ

それではまた(^^)/