[硬筆書写検定]11 変体仮名はいくつ読めればいいだろう

硬筆書写検定の準1級・1級には古筆を読ませる問題が出る、と以前お伝えしました。

201512硬筆書写検定古筆問題このような形で出題されます。この読みを

乎美なへし → をみなへし

というふうに問題文の外側に書きこめ――という問題です。

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去る1月31日(日)に準1級を受けてきました。古筆を読むこの問題では、読みに完全に自信の持てない字が一字あったほかは、たぶん全て間違いなく読めたのではないかと思います。

そのくらいには読めるようになっている私がいま読める変体仮名を数にすると、たぶん80字ほどだと思います。

実はこういう本がありまして――、

201602高野切小字典『高野切小字典』(二瀬西恵・編集)

201602高野切小字典2

『高野切第一種・二種・三種』にあらわれる仮名・変体仮名の単体と、連綿での形を整理してアイウエオ順に示してくれています。

この本で変体仮名の数を数えてみたところ80ほどありまして、これまで勉強してきた結果、単体であれば、その大部分が読めるようになっています。

――連綿の中にあると悩んだり、そらで書けと言われても書けない字はまだけっこうあったりしますが(^_^;

つまり、とりあえず『高野切』に出てくる80ほどの変体仮名が読めれば、検定の古筆問題でまあまあの点数が取れる、と言えそうなのです。

これまでどおり『高野切第三種』の臨書の稽古に合わせて読みの勉強もし、加えて同系統の『粘葉本和漢朗詠集』などの古筆切にもできるだけ触れていけば、検定対策としてはまずまずの勉強になるのではないかと思います。

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変体仮名を80ほど覚える――これを当面の目標にするとして、このブログでこれまでにいくつの変体仮名を学んできたかを数えてみたところ、27字でした。つまり目標の三分の一ほどを学んだことになります。

この27字のほとんどは登場頻度の非常に高い変体仮名で、読みの基礎力をつけるための最重要グループといえます。

というわけで、このあたりで一度、ここまでの復習をしておきたいと思います。

明日から2回に分けて、テスト形式でやってみます。乞うご期待(^^)

それではまた~(^^)/