自習 かな大字「むめもや」

かな大字「あ~み」まで元旦と二日に総復習、続いて「むめもや」の稽古です。

まず、書写書道の形です。

201601むめもや書写形背

左:お手本  中:形臨  右:背臨

「む」の初画、タテ線をおろしたあと、筆尖だけが紙にふれた状態で(筆をつり下げたような状態で)上に向かうため、細い線になります。「め」にも、また「す」などにもこの動きがあります。

この線がなかなかむずかしく、筆尖が紙に密着しすぎて太くなったり、逆に紙から離れて線が切れたりと、失敗をだいぶ繰り返しましたが、最近、ようやくいくらか書けるようになってきました。

「め」は、細く引き上げたあとの線もむずかしくて、側筆気味にして太さを出して右にスッと進んだあと、下におりる線は直筆(ちょくひつ)気味になり、また細くなります。細く右下に向かったあと、筆はまた側筆気味になって左下に進むため、最後はまたグッと太くなります。

「あ」、「の」などもこの動きを含みます。これもむずかしく、なかなか思うように書けませんでした。最近になってようやく、いくらか呼吸がつかめてきたように感じているところです。

曲線で構成されるひらがなをきちんと書くのは意外にむずかしい……。漢字が簡単というのでは決してありませんが(^^; かなにはかなの、独特のむずかしさがありますね。

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次に、古筆に基づく、かな書道の形です。

201601むめもや古筆形背

左:お手本  中:形臨  右:背臨

こちらは形よりもリズムと線質の世界……といっても、やはり形は大事ですよね。

ただ、形を追うといっても、書写書道のひらがなの臨書と違って、リズムとスピードで線が生まれてきているため、ゆっくり書いているうちはお手本のような線が出せません。

そのため、筆をもって空中に書く稽古をまずしばらくやっています。リズムや速度感を維持しつつ形もある程度は追えそうかな、と思えるようになったところで、実際の臨書を始めるようにしています。

それではまた(^^)/